はじめの一歩 理系大学院  就活 推薦②

理系太朗です。今回は、「理系大学院生 就活 推薦①」の続きになります。

理系大学院生の就活といえば、推薦ですが、そもそもどのように推薦者が決まるのか(推薦を貰えるのか)を今回は書いていきます。推薦(者)を決めるのは、企業側が決める場合と学生側が決める場合があります。

企業側が決める場合

企業側が決める場合は、ほぼ一般的な選考が行われます。ただ、戦うフィールドが学内、学部及び学科単位になります。推薦枠が決まっているので、全員が推薦を貰うことはできません。例えば、推薦の定員が5人で推薦希望者が10人の場合は、5人が推薦を貰い残りの5人はその企業の推薦は貰えません。

ところで、どうやって10人から5人を選ぶのかというと、ざっくり6つのイベントにより企業(社員)から評価され選ばれます。

  1. OB・OG訪問
  2. 学内(学科もしくは研究室)説明会
  3. インターン
  4. 工場見学
  5. リクルーター面談
  6. 人事面談

上記6つのイベントをこなす中で、社員の方から評価を付けられ、最終的に推薦される学生が決まります。こちらのイベントの詳細は、別の記事で書こうと思っていますので、今回は、なんとくこんなイベントがあるんだな〜くらいに思ってください。

さて、このタイプは、推薦を貰えた時点で、ほとんど内々定が決定しています。とても強力な推薦と言えるでしょう。

学生が決める場合

こちらは、学生間の話し合いで推薦者を決めるため、中々決められず、修羅場が発生する場合もあります。話し合いの内容は、どれだけ自分がその企業に行きたいかなどです。私は、当事者の経験がないので詳細は分かりませんが、ずっと決まらないんじゃないかと思ってしまいます。自分の人生がかかっているのに、話し合いだけで決まらないだろうと思ってしまいますねー。

さてこちらのタイプの推薦の場合、内々定に直結しません。推薦者は、一次面接が免除され、技術面接(これをクリアするとほぼ内々定)から選考ルートに入るだけです。したがって、若手の人事との面接をやらなくていいくらいの効果しかありません。しかしながら、自己アピールは苦手だけど、研究について説明することは得意だという人にはありがたいです。

本記事は、以上となります。読んでいただきありがとうございます。次回は、本記事の途中でも書いた、企業側が推薦者を決定する上で行うイベントについて書きたいと思います。よろしくお願いします〜。

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